ユング心理学——こころの舵を取るために

黄色く光り輝く背景の中に白い蝶が2匹舞う。「こころの舵を取る—ユング心理学」「LOVE EFFECT」の文字入り。

【2024.01.28】

【🖊️2025.12.21】

この記事では、ユング心理学の「無意識」を軸に、

ニーチェとフランクルの思想との違いを、私自身の体験を通して整理しています。

この内容は、ONF のメッセージを受信するために、とても役に立つものです。

私と一緒に、宇宙の旅へ向かう準備をしましょう!

JOURNEY TO SPACE

これって… どういう意味なのでしょうか。

FUSE であれば、知りたくなるはず!

これが、私の 希望!!

ユング心理学では、人間の「こころ」を2つの領域に分けています。

意識  … 自分の思考や感情として自覚できる部分

■無意識 … 自分では自覚できない部分

「無意識」を「意識」に

具体例として、私の体験をここに書いておきます。↓

私は最近、ニーチェの本を読んでいます。
その読書を通して、

という経験をしました。
(具体的な内容については、こちらに書きました。)

ニヒリズム — 美しさの奥にひそむ “真理”

簡単に書くと…
私が抑圧していたのは、「なぜ自分が生まれてきたのか」という問いでした。
このことについて考えると、「怖い!怖い!」と何かにすがりたくなるような、走って逃げだしたくなるような感覚に襲われていました。

幼い頃からずっと、この恐怖を時々味わってきました。
なぜなら、自分がなぜ生まれてきたのか分からなかったからです。
考えても考えても答えが見つからなくて、ただ恐怖に包まれていました。

だから、考えないようにしていました。(=抑圧)

考えてしまったときに、私を安定させていたのは、家族の存在でした。
自分が家族に大切にされていると信じられること、自分が家族を大切にしたいと思えることで、ふっと心が軽くなる感覚がありました。

ただ、これはあくまで一時的な安定であり、私を根本から支えるものではありませんでした。
「自分が生まれてきた意味が、まだ分かっていない
これが理由でした。
「分からないこと」そのものが怖かったのです。
でも、この「分からないこと」が、ニーチェのおかげで「分かった」のです。

幼い頃から抱いていた、「分からない」という〔無意識〕にあった恐怖の感情が、意味をもって理解されたのです。

つまり、抑圧していた無意識の内容が、意識化されたのです。

ゾワゾワと湧き上がっていた〔無意識〕の恐怖が、
「あ、こういうことだったのね」と意識の中で意味づけられたことで、
私の「こころ」は安定しました

人が夢を見るしくみについては、科学的に説明できる部分もある。けれども、科学には今のところ、夢を見るのはなぜなのかを十分に説明することはできていない。
ユング心理学では、その「なぜ」について一つの説明を試みている。具体的には、夢は、夢を見た人が自分の心の状態について理解を深め、よりバランスの取れた人格を発展させていくための「無意識から意識へ向けたメッセージ」であると考えている。

同書 P58 より

無意識〕を発見したのは、心理学者のフロイトです。

自覚できないものをみつけるなんて…
よくよく考えると、ものすごい大発見!

無意識〕の解釈が、フロイトとその弟子のユングとでは、異なります。

ここでは、ユングの理論をまとめています。

ユングといえば、BTS。

MAP OF THE SOULの地図)7》というアルバムタイトル名はユング派の本に由来しているそうです。

Intro : Persona ペルソナ(人間の外的な人格)

Interlude : Shadow シャドウ(影)

Outro : Ego エゴ(自我)

などの曲名は、ユング心理学の用語です。

無意識〕は、さらに2つに分けることができます。

■〔集合的無意識
人間に共通して存在している、心の深層構造。
元型・象徴・意味の型。
心の設計図であり、人であれば誰にでも共通して存在しているもの。

■〔個人的無意識
自分自身の人生経験によって形成された、無意識の領域。
抑圧された感情や記憶。
心の履歴であり、人によって異なる。

集合的無意識

ヒトの〔集合的無意識

(この見出し部分は、Chat GPT による説明をもとに作成)

ヒトであれば、誰もが共通して、ヒトの〔集合的無意識〕をもっています。

これは、長い時間をかけて、人類が獲得してきたものです。

私たちの「こころ」の中には、動物としてのヒトの歴史が、今も生きています

代表的なものとして、次のような傾向があります。

  

ネコの集合的無意識は、行動として現れやすい。

ヒトの集合的無意識は、意味として現れやすい。

だからヒトは、哲学し、苦しみ、創造し、迷い続ける。

考え、問い、立ち止まること

ヒトの集合的無意識がもつ、最も人間らしい表現なのだと思います。

集合的無意識は、自分で気づかない(意識していない)ところで、意識に大きく働きかけています

こころの土台」となるのが、〔集合的無意識です。

集合的無意識〕の自律性

集合的無意識は、自律性をもち、自分の意識や意志とは独立して働きます。

良くも悪くも、自分の意識に関係なく、自然に湧き上がってきます。

・コントロールできない

・勝手に湧き上がる

・理性より先に反応する

集合的無意識〕は自然界の秩序と共鳴する

ユングは、神話や曼荼羅などにも強く惹かれていました。

集合的無意識は、自然界の秩序と共鳴すると、ユングは考えていました。


集合的無意識〕というものが自分の中に存在している——

そのことを、まず自分の意識が認識していることが重要です。

自分の中に、ヒトとしての〔集合的無意識〕が存在している

そう意識で理解していることで、こころの舵を取ることができるからです

集合的無意識〕には、人類に普遍的な「元型」が存在します。

その元型が個人の体験と結びつくことで、

コンプレックスとして現れます。

個人的無意識

個人的無意識とは、

個人的な体験や記憶、コンプレックスがしまわれている領域です。

今回の投稿の冒頭に書いた、私の体験談。
「無意識」を「意識」に——
これは、〔個人的無意識〕の話です。

感情を核にした、イメージや記憶の集合体。

人類に共通する〔集合的無意識〕によって形成されるものと、

個人的なトラウマをきっかけとして形成されるものがあります。

こころを家に例えると——

「私=自我」の他に、

自分の中に住んでいる住人が、コンプレックスです。

広い家の中には、

「私」がいる部屋以外にも、たくさんの部屋があり、そこには、「私」以外のたくさんの住人がいます。

互いに矛盾するような自分が、同時に住んでいます

失敗や負けが自分の人生にどう意味づけられるかで、その人の人生の方向性が変わっていく。これがユング心理学の考える「失敗や負けがもたらす変化=個性化」である。
そもそも「個性」というものが何なのかと考えるとき、私にはそれは限りなく「傷」に近いものなのではないかと思える。

(略)

一度ついた傷は消えない。けれども、その傷は、その人と他の人とを分けるものでもある。いわば、傷は、その人をその人たらしめる。だから、「個性化」とは、自分の傷を見つめ、自分のものとして引き受けていく作業でもある。

同書 P34より

ONF も似たようなメッセージを歌詞に込めているのだと思います。

(この見出し部分は、Chat GPT による説明をもとに作成)

自我(エゴ)

意識の中心。

「私は私である」と感じている主体。

日常生活の舵取り役。

自己(セルフ)

意識と〔無意識〕を含んだ、こころ全体の中心。

自己は、自我を超えた存在。

自我を見守り、方向づける導き手の役割をもつ。

自己とは中心であり、

そこを目指していくことが、人生に方向性と意味を与えてくれます。

家に例えると…

家の中には、

・自我の言うことを聞かない住人(コンプレックス)

・夜になると勝手に動く住人(無意識)

がたくさんいます。

自我は、

■自我=家の管理人

■自己=家そのものの中心原理

自我と自己という考えは、ユング心理学の理論です。

以前の私は、この部分について違う考え方に影響されていたから、ユングの理論がなかなか理解できず、混乱していました。

他の心理学も家に例えてみます。

ニーチェの心理洞察

家の中には、たくさんの衝動・本能・欲動がいる。

その時、もっとも力を持っている住人が前に出てくる。

それを私たちは「私」と呼んでいるだけ。

主体とは、力関係の結果である。

フランクル心理学

「家の中」そのものを問題にしていません。

家の中には、感情の住人も、衝動の住人も、恐怖の住人もいる。

でも、