3 劇場のイドラ

劇場のイドラの説明には、大切なキーワードが含まれています
【何も考えずに】
何も考えずに
注目すべきキーワードです
イドラとは、「インプットされたことを何も考えずにそのまま信じ込んでしまうことによって生じる偏見」とも言えます

考えることをしていない、というのは、
人間らしさが失われ、ロボットと同じような状態になっている
と例えることができます
ここのページでは、「ロボット」「人間」という言葉を用いて、「考えていない」「考えている」ということを表現していきます
考えていない = ロボット
考えている = 人間
として説明をしています
人工知能などの技術が発展し、考えるロボットも出てきているように思えなくもないですが、
考え、想像・創造し、人々を愛し、自由である
これが人間とロボットを区別するものとして、ここでは説明しています
哲学で用いられる「ロボット」「動物」「人間」という言葉を用いると、びっくりするほど世の中のことがクリアに見えてきました~💕
ロボット・動物という言葉は、例えとして使っています
ONF が私たちに与えてくれた「アンドロイドとして生きるか、人間として生きるか」という言葉…
ONF は、私たち FUSE に、考え方のヒントを与えてくれていたのです~
♬ チョア チョア ヘ~
ナナナ~
ONF は、アンドロイドとして生きるか、人間として生きるか、葛藤しています
【2023.12.09修正】
ONF は意志を表し、人間として生きています
人間として生きている ONF の真心を、一緒にみつけよう!
葛藤することになるのは、私たち FUSE です~
(「本当に人間には価値があるんでしょうか。私の命に、価値があるんでしょうか?」という高校生の相談に対し)
僕自身の命だって、価値があるかはわからない。
その価値を探すために生きている。自分は何者なのか、人間とは何者なのかを問いづづけることが、唯一、人間がこの世に生きる意味だ。(略)
何も考えなくなってしまったら、ひとは、死んでいるのといっしょである。価値を探すのをやめた瞬間に、価値を持てる可能性はゼロになる。だからそれを探すために僕は生きている。君も自分の価値を探すために生きてほしい。
(略)
こんなふうに僕は、死ぬまで考え続けるだろう。
アンドロイドは人間になれるか 石黒浩著 文春新書刊 P221~223(一番最後のページ)より
みなさんも、そうであってほしいのだ。
考え続ける限り、人間は、他の動物とも、ロボットとも違う存在でいられるはずだ。

石黒さんは、
人間とロボットの違い
人間と動物の違い
このことを考えることにより、人間とは何かを探求されています
『アンドロイドは人間になれるか』の本の帯には「これはもはや哲学だ!」と書かれていて、その通りだと私も思います
石黒さんの本は、分かりやすく書かれている哲学書です
人間は不思議なくらいに人間をやっていない。
人間は人間である時間は目覚めている時間のわずか数%に過ぎず、そこですべての知的生産を確保している。新しいアイデアがひらめいたり、発明したりしている。それ以外は、動植物と変わらない時間を過ごしている。
僕が「ゴキブリと違うところを言ってみなさい」と問うのは、自らの人間としての生活がどのようになっていて、そこで何ができるかについて意識してほしいからです。その点に関心が向くと、いかに自分が人間として生きていないかに危機感を覚えて、自分で考えるようになる。
何せ「考えている」状態のときだけが「人間でいられる時間」なのですから、多くの人が「考える時間を少しでも増やしたい」「人間として生きる時間を長くしたい」と思うことでしょう。
枠を壊して自分を生きる。 石黒浩著 三笠書房刊 P48
私たちは、考えることができます
人間だからです
でも、
【権威や伝統のあるもの】を【何も考えずに】信じているのは、
ロボットやゴキブリと同じ
人間でいられる時間は、「考えている」状態の時です
何も考えなくなってしまったら、ひとは、死んでいるのといっしょです

黒い風船だね…

「自分以外の何者かに従っている状態」
「考えない状態」
というのは、「死」を意味する
私が読んだ他の本や、哲学について書かれているいくつかのブログでも、同様のことを説明していました
自由を奪われている状態は、アイドルにとっても、ファンにとっても、人間らしさを奪われている、と言えます
「死」も同然です

KCON TACT HI 5 で ONF は、BTSの ♪ Black Swan をカバーして「死」を表現していましたぞ…
直前でね…
【2023.12.09追記】

K-CON:TACT HI 5 では BTS の「Black Swan」を歌います
これからオンエアを見るファンの反応が すごく気になります

K-CON:TACT HI 5 バックステージ BEHIND でのこの発言…
またしても、E-TION は、意味のあることを言っています…
私たち FUSE が、何を感じるか、何を考えるか
私たちの反応を求めて、アーティトは表現しているのですね~!
結局、BTS にしても、ONF にしても、「考える」ということをした人々は、同じようなことを表現しています
それがつまり、人間の本質に近づいている、ということなのだと、私は考えています
アーティストのメッセージを受け取るためには、
私たちファンが、【考えている人間】になることが必要
イドラというのは、

知識を得て、考えることによって排除できます
つまり、人間になることです
イドラを排除することで、自分の真心を正しく知ることができるようになります
ONF のメッセージを受け取るためには、真心(真実の心・偽りや飾りのない心・誠意)が必要です
ONF がアンドロイドになるか、人間になるかを決めるのは、FUSE なのです

ちょっと 何言ってるか分からない

【2023.12.09追記】
『アーティストが、どれほど深く広く人々を愛し、人々の幸せを願っているか』
表面的なものではなく、アーティストの本質(心)を私たちファンがみつけることができたら…
自分を愛し、人々を愛し、人々の幸せを願って表現しているのが、芸術家です
鑑賞者である私たちファンも「愛するということ」ができたら…
アーティストもファンも、人間になります
【権威や伝統のあるもの】
この言葉も重要になります
他の者を服従させる威力。「行政の―が失墜する」「親の―を示す」
(goo辞書より)
権威とは、「法律・きまり」を発令する権力と考えることができます
私たちは、「法律・きまり」に従い、守っている
とも言えますが、
法律・きまりを【守る】ということを意識していなくても、
自然と、そのきまりと同じ行動をしている人もいます
例えば、
「戦争をしない」ということです
法律・きまりを【守る】いうことを意識していなくても、
自然と、そのきまりと同じことを、自分の頭で考え、自分の意志を持ち、自分でその正しさを判断し、行動している方々がいる、ということです
何も考えずに行動していたら、従順なロボットになるのです
他人に決められた枠の中で行動することになります
自分で考えて行動していたら、自由な人間になるのです
自分の頭で正しさを判断し、行動できています
法律・きまりを【守る】 と一口に言っても、
コントロールされるか (ロボット)
自由になるか (人間)
それは、自分次第です

考えていないか、考えているかによって、
認識の違いによって、
違う世界になります
劇場で演じられるお芝居を観ると、あたかも自分が主人公になったように感じます
【権威や伝統のあるもの】を【何も考えずに】信用してしまうことによって生まれる偏見です