愛の周波数 —この波が心を震わせる—

緑色に煌びやかに輝く背景の中に蝶が6匹舞っている。「愛の周波数」「INFUSE」のタイトル文字入り。

【2024.10.06】

ONF の音楽は、音の響き方そのものが、どこか違う。

私は、そう感じるのです。

数々の美しい音の響きが重なり合って、まるで遊びながら会話をしているみたい。

時には、自分の心にまっすぐ語りかけてくるようにさえ思えるのです。

ひとつひとつの音が、自信をもってそこに存在している。

過不足なく、ただ「在るべき場所」に、静かに美しく響いている。

これこそが、「正しい場所」で鳴る音楽なのだと思います。

「正しい場所」——それは、数学的な美しさに通じている

たとえば、フィボナッチ数列や黄金比のように、目に見える形の中にある安定や調和。

それと同じように、耳に届く音の中にも、まだ言葉にならない “自然の法則” のようなものがあるのかもしれません。

人が「美しい」と感じる感覚は、きっと自然界と深くつながっている。

だからこそ、ONF の音楽には、不思議と安心感や癒しが感じられるのだと思います。

心に触れる「何か」

美しいと感じる「何か」

それを、ONF の音楽から、私は強く感じます。

MonoTree のみなさんは、そんな “心に触れる音” を生み出す術を知っている人たち。

ONF とともに、人の感情の奥深くに届く音楽を奏でてくれている。

それは、まるで自然の中にある秩序と同じように、美しく、やさしい音のかたちです。

綺麗な景色を見て、「よし、がんばろう!」って思える瞬間。

そんな気持ちに似た力を、ONF の音楽は届けてくれます。

聴くだけで、心がすっと洗われて、気づけば力が湧いている。

美しさが、エネルギーになる。

そんな音楽です。

初めてじっくりと ONF を聴いたとき、私はハッとしました。

「これは、今までの音楽とはまったく違う」

直感が働いて、頭に浮かんだのが——

「ファンヒョン氏は、“音楽室に飾られる人”だ」ということ。

それはつまり、ベートーヴェンのように、“未来に残る音楽家” だという直感でした。

「リベラルアーツ」

幅広く深い学問が含まれています。

音楽に込められた幅広い知識、想像力、そして希望。

それらが折り重なって、ONF の音楽は、心にエネルギーを灯してくれる音になるのだと思います。

「天才」という言葉が、あまりにも簡単に使われる時代になりました。

だからこそ、私が感じている “あのすごさ” を、ただその一言で片づけたくない気持ちがあります。

世の中には「天才」と呼ばれる人がたくさんいます。

でも、ONF と MonoTree の皆さんは、その中でも——本物の天才だと、私は思っています。

百年に一度、現れるかどうか。

それほど希少な感性と才能を持ち合わせている人々。

音楽というかたちで、森羅万象や世界の本質を描き出しているからこそ、私はそう感じるのです。

芸術性と大衆性を両立させているところにも、ただならぬ力を感じます。

MonoTree には、それぞれに研ぎ澄まされた才能を持った人たちが集まり、互いを高め合いながら音楽を生み出している。

そして、そんな彼らが ONF をプロデュースしているのですから——

うまくいかないわけがないのです💗

ONF の楽曲は、どこを切り取っても、美しい。

Instrumental によって、その音楽が持つ構造的な美しさ、完成度の高さ、芸術的な音楽としての立場が、確固たるものとして証明されるような気さえします。

たとえば、「この部分は、ボーカルでこんなふうに盛り上げていたんだ」と改めて気づいたり…
「メンバーの声が加わることを想像しながら作られたのかな」と、音の“余白”に想像を巡らせたり…

きっと制作の現場では、ボーカルが実際に音に乗った瞬間、イメージ通りの響きが生まれた時、あるいは予想以上の美しさに仕上がった時——

そんな瞬間が、何度も訪れていたんだろうな…なんて、勝手に想像してしまいました😊

通常であれば、Instrumental は“何かが足りない”と感じるもの。

でも、ONF の音楽では違います。

声がなくても、感動が伝わる。

むしろ、声が加わる前の姿でさえ、ひとつの完成された芸術作品のようなのです。

この美しい音のキャンバスに、ONF のボーカルとコーラスが加わることで、さらに深みが増し、いっそう心を震わせてくれる。

だからこそ、私は思うのです。

ONF の楽曲は、すべてが、美しい!

INFUSE がリリースされてから、もう2か月。

LP Ver. は手元に届いてからあっという間に1か月経とうとしています。

…でも、まだ聴けていないんです💦

初めて手にしたレコード。

せっかくの美しい盤面を大切にしたくて。

実家にある古いレコードプレイヤーで傷つけてしまわないよう、まずは CD 化しておきたいなあ… といろいろ調べているところです。

不慣れだからこその戸惑いもあるけれど、レコードという新しいかたちで ONF の音楽に触れる機会が来たことが、ただ嬉しくてたまりません。

リビングの棚には、LP ジャケットと写真集を飾っています✨

サイズが大きいから、1人1人の表情がダイナミックに伝わってくる。

それだけでも、十分にエネルギーをもらえるんです。

特に楽しみなのは、やっぱり ♪Summer End (Inst.)

レコードのあたたかい音で、どんな風に響くのか…ワクワクしています♬

♪Moscow Moscow  (Inst.)では、ずれるピアノとパーカッションの緊張感ある瞬間。(後半の HYOJIN のパート部分)に、吸い込まれます。

耳を澄ませて、その「間」や「呼吸」を感じ取りたいなあと思っています。

Instrumental をじっくり味わったあとに、オリジナルの楽曲を聴くと…

まるで、新しい窓がひらいたように、また違った景色が見えてきます。

同じ曲なのに、こんなにも多くの表情を持っていたんだ…と、驚かされるのです。

やっぱり ONF は、特別です。

だけど、だからこそ…

私は、どうしようもなく“欲張り”になってしまいました。

IINFUSE に収録された楽曲は、まさに厳選された名曲ばかり。

それでも、「あの曲がない」「この曲も聴きたい」…そんな気持ちが、次々と溢れてくるのです。

ONF のすべての楽曲、すべての Instrumental を聴きたくてたまらない!!

そう思ってしまうのは、きっと彼らが、”心の奥底まで響く音”を届けてくれているから。

不満というよりも、幸せな欲。

もっと知りたい、もっと感じたいと思わせてくれる音楽との出会いは、そうそうあるものではありません。

「この名曲も、あの名曲も、その名曲も… 待ってるからね💖💖💖」