いつの間にか… 「支配」されている!
ここには、「支配」というタイトルをつけています。
貴族道徳では、「支配」は善です。
私たちが「支配」という言葉に良いイメージを持たないのは、奴隷道徳の世界にいるからです。
私たちには、「位相(構造)」があります。
しかしながら、力の強い人が支配者になっているのではなく、力の弱い人が支配者になっていることが多いです。
宗教や道徳によって、この2000年間、逆転させられちゃっているんですね。
このページに書いている「支配者」は「力の弱い支配者」を意味しています。

本当に、そうでしょうか?
私が Wish#1で引用した本のタイトルです。
従順という心の病い
~私達はすでに従順になっている~
アルノ・グリューン 著
大人自身も「ルールに従って『行動』するのが良いことだ」いう刷り込みのもと、従順に育ってきた方が多いのではないかと思います。
そして、ルールを与えられたり、望ましい行動を示されたりしたことで、いろいろな思いを抱き、ストレスや不安・不満を抱えてきた方も多いのではないでしょうか。
従順になると、心の病(ストレスや不安・不満)を抱える
~私たちはいつの間にか従順になっている~
という意味の本のタイトル、 名言だと思ったので引用しました。
さらにかみ砕くと、

自分で気付かないうちに、支配者の『考え方』に従順になって、苦しんでいる
ということです。
自分たちのいる社会を 客観視する
「自分たちのいる社会を客観的に見る」というのは、結構難しいです。
でも、<外国>や<過去>につていは、客観的に見られる方が多いと思うので、例を挙げます。
支配者に従って、パチパチと拍手をしている外国が存在します。
支配されている人は、表情がこわばり、つまらなそうにしている。
自分の『考え方』と異なる支配者の『考え方』に拍手をして、従っている。
こういう状態を「従順」といいます。
自分の『考え方』の通りに『行動』できないから、苦しむ。
『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ。
<外国>で、このように支配されている国、ありますよね。
<過去>の日本も、こうやって支配されていたのですよね。
<外国>
支配者に支配されているから、
自分の思うように『発言・行動』できなくて、
苦しんでいます。
<過去>
支配者に支配されていたから、
戦争に反対する『発言・行動』ができず、
苦しんでいました。
『考え方』と『行動』が異なってしまう
つまり、
【自由】が無いため、苦しみ、笑顔が消えている人たち…
これが、支配者に従って、従順になっている状態です。
今の私たちも、外からこのように見えます!!

私は、支配者に拍手などしていませんけど~!!

ところが、
いつの間にか、させられているのです!!
いつの間にか、従順になっているのです!!

日本人は、PTA 総会で支配者(ボランティアを推奨する親)に従って、パチパチと拍手をしています!
支配されている人は、表情がこわばり、つまらなそうにしている。
自分の『考え方』と異なる支配者の『考え方』に拍手をして、従っている。
こういう状態を「従順」といいます。
自分の『考え方』の通りに『行動』できないから、苦しむ。
『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ。
自分で気付かないうちに、
支配者(ボランティアを推奨する親)の『考え方』に従っている
ということです。
従順という心の病い
~私たちはすでに従順になっている~
アルノ・グリューン 著
PTA で、従順になって、ストレスや不安・不満(心の病)を抱えている!!
いつの間にか、従順になっている~~~~!!!!

ゾワ~ッ
本当に、本のタイトル通りになってしまっている~!!

自分たちのいる社会を客観的に見ると、「支配されている」ということです。
支配から脱却できていない
Wish#2で、お上意識があった時代の「薬が効いている」という言葉を引用しました。
国に対しては、拍手をしている人、ほとんどいませんよね。(まだやっている人もいるけど…)
国から個人が独立できた、支配から脱却できたということです。(でも、まだ、完全ではない…)

これは、福沢諭吉の『学問のすすめ』の影響、「独立自尊」の教えの影響もかなり大きいです。
昔の日本人が、学問に励み、国から独立してきてくれたおかげです。
ところが、
学びが足りていない日本
お上意識の残る日本
薬が効いている日本
従順になっている日本
【自由】が無い日本
1人1人の『考え方』の違いを認められないまま(学びが足りていない)だから、『考え方』に優劣・上下ができてしまう
すると、ボランティアを推奨する『考え方』に支配され、社会の中でこの『考え方』が上になる(お上意識)
この PTA という組織には、支配の時代の薬が効いている
上の『考え方』に従順になっている
『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ
こういう状態から脱却するために、「独立自尊」という思想が必要になります。
「個人が学ぶことでお上意識をなくし、支配から独立して【自由】になる」という解釈もできます。
1人1人の『考え方』が違う、ということを学ぶと、『考え方』に優劣・上下ができない!!
互いに異なる『考え方』を認められるようになると、支配がなくなり、お上意識がなくなる!!
ボランティアを推奨する『考え方』も異なる『考え方』も対等になり、誰かの『考え方』に支配されるという、薬が切れる!!
誰かの『考え方』に従順にならず、個人が独立する!!
『考え方』と『行動』が一致する、というのは、【自由】がある、ということ

この図は、【権利】薬が効いている(Wish#2)—お腹の中に蝶々がいる—の説明に使った図を再利用しました。
対等になっていない、ということは、支配されている、と言い換えることができます。
今、多くの人が苦しんでいる PTA というのは、支配された状態である、ということです。
PTA という組織から、個人が独立できていない
支配から脱却できていない
支配者の『考え方』に従って拍手をする支配される人々…
あの外国の人々…
過去の日本人…
苦しんでいるように見えますよね…。
同様に、
支配者(ボランティアを推奨する親)の『考え方』に従って拍手をする支配される人々…
自分の意に反して PTA 活動に参加する親…
苦しんでいますよね…。
何となく、分かっていただけるでしょうか…?

あの辺りの外国や、昔の日本は、
国民を支配する支配組織
PTA も、
親を支配する支配組織
ということです。

うそ~っ!!
いつの間にか、他の親に支配されているということ???

すでに従順になっている、つまり、支配されているのです。
『考え方』と『行動』が異なる【自由】の無い社会…
ここには、支配者と支配される人が存在します。
偽物の物語、奴隷の作った逆転の物語に、いつまでも騙され続けてはいけないのです。
力の強い貴族は、文化を牽引し、自由を保障するシステムを構築します!
(ここでの“貴族”は身分制度上の貴族ではなく、精神的に自由で主体的な人を意味します。)
知識、思考、判断、意欲、力への意志…
力の強い、誠実な人間が誰なのかを、自分で見抜く!





は? 支配って、何のこと?
私は誰にも支配されていませんけど~!!