嘘つきになる親

遊園地、気球、雲、太陽、アイスクリームなどの柔らかい雰囲気の切り絵。「嘘つきになる親」のタイトル文字入り。

は? 支配って、何のこと?
私は誰にも支配されていませんけど~!!

本当に、そうでしょうか?

私が Wish#1で引用した本のタイトルです。

従順という心の病い

~私達はすでに従順になっている~

アルノ・グリューン 著

大人自身も「ルールに従って『行動』するのが良いことだ」いう刷り込みのもと、従順に育ってきた方が多いのではないかと思います。

そして、ルールを与えられたり、望ましい行動を示されたりしたことで、いろいろな思いを抱き、ストレスや不安・不満を抱えてきた方も多いのではないでしょうか。

従順になると、心の病(ストレスや不安・不満)を抱える

~私たちはいつの間にか従順になっている~

という意味の本のタイトル、 名言だと思ったので引用しました。

さらにかみ砕くと、

ということです。

自分たちのいる社会を 客観視する

「自分たちのいる社会を客観的に見る」というのは、結構難しいです。

でも、<外国>や<過去>につていは、客観的に見られる方が多いと思うので、例を挙げます。

支配者に従って、パチパチと拍手をしている外国が存在します。

支配されている人は、表情がこわばり、つまらなそうにしている。

自分の『考え方』と異なる支配者の『考え方』に拍手をして、従っている。

こういう状態を「従順」といいます。

自分の『考え方』の通りに『行動』できないから、苦しむ

『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ。 

<外国>で、このように支配されている国、ありますよね。

<過去>の日本も、こうやって支配されていたのですよね。

<外国>

支配者に支配されているから、

自分の思うように『発言・行動』できなくて、

苦しんでいます。

<過去>

支配者に支配されていたから、

戦争に反対する『発言・行動』ができず、

苦しんでいました。

『考え方』と『行動』が異なってしまう

つまり、

【自由】が無いため、苦しみ、笑顔が消えている人たち…

これが、支配者に従って、従順になっている状態です。

今の私たちも、外からこのように見えます!!

私は、支配者に拍手などしていませんけど~!!

ところが、
いつの間にか、させられているのです!!
いつの間にか、従順になっているのです!!

日本人は、PTA 総会で支配者(ボランティアを推奨する親)に従って、パチパチと拍手をしています!

支配されている人は、表情がこわばり、つまらなそうにしている。

自分の『考え方』と異なる支配者の『考え方』に拍手をして、従っている。

こういう状態を「従順」といいます。

自分の『考え方』の通りに『行動』できないから、苦しむ

『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ。 

自分で気付かないうちに、

支配者(ボランティアを推奨する親)の『考え方』に従っている

ということです。

従順という心の病い

~私たちはすでに従順になっている~

アルノ・グリューン 著

PTA で、従順になって、ストレスや不安・不満(心の病)を抱えている!!

いつの間にか、従順になっている~~~~!!!!

ゾワ~ッ
本当に、本のタイトル通りになってしまっている~!!

自分たちのいる社会を客観的に見ると、支配されているということです

支配から脱却できていない

Wish#2で、お上意識があった時代の「薬が効いている」という言葉を引用しました。

国に対しては、拍手をしている人、ほとんどいませんよね。(まだやっている人もいるけど…)

国から個人が独立できた、支配から脱却できたということです。(でも、まだ、完全ではない…)

これは、福沢諭吉の『学問のすすめ』の影響、独立自尊の教えの影響もかなり大きいです。

昔の日本人が、学問に励み、国から独立してきてくれたおかげです。

ところが、

学びが足りていない日本

お上意識の残る日本

薬が効いている日本

従順になっている日本

【自由】が無い日本

1人1人の『考え方』の違いを認められないまま(学びが足りていない)だから、『考え方』に優劣・上下ができてしまう

すると、ボランティアを推奨する『考え方』に支配され、社会の中でこの『考え方』が上になるお上意識

この PTA という組織には、支配の時代の薬が効いている

上の『考え方』に従順になっている

『考え方』と『行動』が一致しない、というのは、【自由】が無い、ということ

こういう状態から脱却するために、独立自尊という思想が必要になります。

「個人が学ぶことでお上意識をなくし、支配から独立して【自由】になる」という解釈もできます。

1人1人の『考え方』が違う、ということを学ぶと、『考え方』に優劣・上下ができない!!

互いに異なる『考え方』を認められるようになると、支配がなくなり、お上意識がなくなる!!

ボランティアを推奨する『考え方』も異なる『考え方』も対等になり、誰かの『考え方』に支配されるという、薬が切れる!!

誰かの『考え方』に従順にならず、個人が独立する!!

『考え方』と『行動』が一致する、というのは、【自由】がある、ということ

この図は、【権利】薬が効いている(Wish#2)—お腹の中に蝶々がいる—の説明に使った図を再利用しました。

対等になっていない、ということは、支配されている、と言い換えることができます。

今、多くの人が苦しんでいる PTA というのは、支配された状態である、ということです。

PTA という組織から、個人が独立できていない

支配から脱却できていない

支配者の『考え方』に従って拍手をする支配される人々…

あの外国の人々…

過去の日本人…

苦しんでいるように見えますよね…。

同様に、

支配者(ボランティアを推奨する親)の『考え方』に従って拍手をする支配される人々…

自分の意に反して PTA 活動に参加する親…

苦しんでいますよね…。

何となく、分かっていただけるでしょうか…?

あの辺りの外国や、昔の日本は、

国民を支配する支配組織

PTA も、

親を支配する支配組織

ということです

うそ~っ!!
いつの間にか、他の親に支配されているということ???

すでに従順になっている、つまり、支配されているのです。
『考え方』と『行動』が異なる【自由】の無い社会
ここには、支配者支配される人が存在します。